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硫黄島からの手紙 / 父親たちの星条旗

1年半ぶりの映画レビューですね。いや、ちょと緊張しちゃいますよ。以下ネタバレありなんで、嫌な人は見てから読んで下さい。

硫黄島からの手紙@109 CINEMAS川崎

この映画を見たかったのは作品もあるけど、昨年末にオープンした109 CINEMAS川崎に行ってみたかったというのが8割かな。流石出来たてで綺麗でしたが、いたってフツーのシネコンでしたね。これで老舗のCITTA'、TOHO Cinemas川崎と併せて川崎駅周辺のシネコンは制覇できました。

さて作品ですが、監督のイーストウッドはダーティ・ハリー以来のファンで、特に好きな監督作は「ペイルライダー」かな。他にも「許されざる者」などの西部劇がやはり出色。まあ、ダーティ・ハリーも設定は現代でしたが、内容は西部劇そのものですから。あと、監督作ではないけれど「ダーティハリー5」のカーチェイス・シーンは私のカーチェイス・ベスト5ほどのお気に入り。そのイーストウッドが私の大好きな戦争映画を撮ったっていうなら、1年半ぶりの映画館にも足を運びたくなるじゃないですか。
戦闘シーンは比較的量はなかったのですが、栗林中将の戦略を組み立ててゆくシーンなどはこれまでの戦争映画にはあまり描かれていなかったので面白かったですね。戦史に興味が無い人でも分かり易かったんじゃないかな。ちょっとグロいシーンもありましたが、「パール・ハーバー」や「プライベート・ライアン」ほど強調されていなかったよね。二宮くんのしゃべりに違和感を覚えているレビューなども多く見かけますが、勝新の「兵隊やくざ」を見ている私にすれば全然OKかな。戦時中とはいえ色々な人が赤紙で召集されたのですから、あまり画一的に考えない方がいいんじゃ?

本題を忘れてましたが、戦闘シーンはやや期待外れでしたね。それが本題ではないので作品には影響ないのですが、戦争映画ヲタクとしてみればちょっと寂しかった。特に日本側から描いているので、迫力は少なくなるのはしょうがないかな。旧日本軍の軍装や小火器の再現はまあ良かったし、米軍側は艦船から航空機に至るまでの充実したリアルな映像は絶品でしたので良しとしましょう。
他に、音楽にも造詣の深いイーストウッド作品には珍しく、音楽で感心させられたのは故郷の子供が歌う童謡のシーンぐらいだったのが残念。カンだり明瞭でない台詞が散見されたのは「キル・ビル」でもありましたが、日本人の監督なら取り直すかアフレコしていたでしょうね。

父親たちの星条旗@CINE CITTA'

そんなんで戦闘シーンにちょっとフラストレーションがあったので、近くのCITTA'にハシゴしちゃいました。ライブでのハシゴはお得意ですし、以前映画にハマっていた時にはハシゴも結構ありましたっけ。

こちらも作品のテーマとしては硫黄島での戦闘と帰国後のシーンが半々ぐらいで、量的にはやや物足りなかったのですが質は高かったと思います。上陸までのシークエンスやミニ・プライベート・ライアン的な上陸直後の派手な戦闘、その後の息詰まる掃討作戦と上手く描き分けられていたと思います。「プライベート・ライアン」では主に陸軍と空挺が主役だったので、上陸戦を本務とする海兵隊がメインで登場したのは嬉しかった。衛生兵もきちんと「Corpsman!」と呼んでたのが海兵隊らしくていいね。
音楽もタイトル・ロールの前、製作会社のクレジットからしっとりと落ち着いた音楽で始まり、各所で当時のアメリカらしさを感じさせてくれる渋い選曲や、エンド・ロールでのピアノとチェロだけの音楽で締めるあたりは流石イーストウッド。音楽監督としてしてもイーストウッド自身がクレジットされていたかな。

作品全体としての評価は個人的には並かな。2時間を越える作品を最後まで飽きさせないで持って行くパワーはあったけど、主題が凡庸だった感じ。最後にもう一ひねりあるかな、と期待してたけど海水浴のシーンで終わったのは「シン・レッド・ライン」を思い起こさせてしまっただけだったね。あれを唯一の美しい思い出として取り上げるなら、中盤でたっぷり見せて最後でちょこっと再登場させた方が良かったかも。
上映された順とは逆に「硫黄島~」から見てしまったけど、こっちの方が正解だったかな。先に「父親たち~」を見てたら、「硫黄島~」の各所のショボさがより目立ってしまったと思う。まあ、久々の映画でたっぷり5時間ほど楽しませてもらったので、イーストウッドには感謝します。
栗林忠道 硫黄島からの手紙
栗林忠道 硫黄島からの手紙
父親たちの星条旗
父親たちの星条旗
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2007.01.08 | コメント(0) | トラックバック(2) | 映画

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