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突然の災禍 / ロバート・B・パーカー

またブック・レビューです。この本も放置していたのですが、先日読了した「ロング・グッドバイ」に触発され手に取りました。
矢作作品で本格的なハードボイルド・デビューした後、ハメットやチャンドラーに手を伸ばしたのですが、矢作作品ほど熱狂せずしばらくハードボイルドから離れてしまいました。

再びこのジャンルに戻ってきたのが、初期スペンサー・シリーズの傑作「失投」でした。その後、ロバート・B・パーカーの作品は文庫化されたものはほとんど読んで来ましたね。いや、もう惚れましたよ。警察を退職した私立探偵で、元ボクサーでありながら食通であり、しゃれた会話もできるスペンサー。脇を飾る登場人物も恋人でカウンセラーのスーザン、黒人の悪党でありながら背後を守ってくれる親友のホークなど皆魅力のあるキャラばかりです。

ですが、ここ最近のシリーズではいつもの定番の安心感はあるのですが、マンネリズムも感じ始めていました。ですが、この「突然の災禍」ではスーザンの過去に初めて踏み込むという新しい展開を見せてくれました。これについての賛否はあると思いますが、私は賛成派ですね。これまではアイドル的な面が強調されてきたスーザンを掘り下げることで、いっそう生身の女として実感できたような気がします。

それ以外のストーリーなどは特に新味はありませんが、スペンサーの筋の通った男の姿と、アメリカの社会が抱える病巣を見るだけでも楽しかった。また次回作も必ず読みますよ。

突然の災禍 / ロバート・B・パーカー
突然の災禍
悪党
虚空
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2005.06.06 | コメント(0) | トラックバック(0) |

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