1. それぞれの海の色
2. Dead Angel
3. Patient Parents
4. 僕の見た昨日
5. Those My Old Days
6. One More Bourbon
7. Sailing to Your Love
8. ほんの少し
9. 夏風の行きつく果て
10. 愛は夢までも
11. 何を思うんだろう
12. It's Gonna Never Change
13. (You are) More Than Paradise
14. さらば
15. あなたについて
<アンコール>
16. It's a Long Way
17. You Gave Me A Love
18. Hope and Falsity
PoNのライブは1月のフリーライブ以来で4回目、美由紀姐さんのソロなどを併せると10回は超えたかな。先月のブルーハッツも入れて今年に入ってから、毎月姐さんとお会いできてますね。この日は短いオープニングアクトがあり、ステージが始まったのが19:00をちょっと過ぎてたかな。セッティングの間は緞帳が降りていたのですが、BGMが流れる中いきなり1曲目のイントロが流れてフロアから悲鳴混じりの歓声が上がりました。緞帳が開くとPoNのお二人とサポート陣が勢ぞろい。サポートはUAのサポですっかりお馴染みのBs.鈴木正人、林夕紀子やUAのバックで何度かお目にかかっていたKb.中島ノブユキ、多分お初のDr.マツキチ、Hicksvilleでステージも見ていたCho.真城めぐみの4名。
姐さんの衣装はサテン地と思われるターコイズに白い花のプリントが散ったロング丈のワンピース。足元は確認できなかったのですが、後のMCによると裸足だったとか。髪は先月よりも更に短くなってたし(もしかしたらウィッグ?)、大分スリムにもなっていたね。1曲目は意外な曲で来ましたね。ベスト盤には入っていなかったのですが、この曲も大好きだったのでイキナリ来て嬉しかった。姐さんも最初から力入ってたようで、スタンドマイクから早々にハンドマイクになってましたから。歌は鷹揚抑え目でしたが、静かな中にもパワー感じられたかな。あと、アウトロで姐さんがBlues Harp吹いてたけど、1月のサポートだった小池君にヒントもらったかも。
2曲目もベスト未収録ですが、こちらも名曲ですね。イントロのダークなアルペジオでフロアから少し歓声が上がってたわ。正人さんはW.Bs.からE.Bs.にスイッチ(この後も行ったり来たり)、マツキチさんもブラシに変わってたね。姐さんも徐々にフェイク多目になって来て、この曲でも間奏などでHarpソロを披露。3曲目でようやくベスト盤からでしたが、アレンジは結構変わってました。あの特徴的だったスネアは控え目で、Org.ではなくRhodesでのバッキングとクールなムード。ヴォーカルもやや薄味だったかも。ここでいつものハイテンションなMCとメンバー紹介がありましたが、DSKのコンビ10周年についてのコメント「腐れ縁です」って笑いましたよ。
4曲目はめぐみさんのコーラスに鳥肌。CDでは姐さん自身のオーバーダブで入ってたコーラスですが、生であれ以上のコーラスを聴かせてくれたわ。5曲目からDSKはアコギにチェンジ。リズム隊はW.Bs.とブラシは、中島さんは前の曲でのアコピ音源のE.Pf.からRhodesに戻ってました。この曲は姐さんのファルセットが切な気でシビレたし、その後で低いパートを歌うめぐみさんのコーラスも絶妙。6曲目は正人さんのファンキーなE.Bs.がカッコ良かったし、DSKのボトルネック使ったソロがクール。いや、終わってからの姐さんの「カッコいいっしょ!」の一言にうなずくのみでした。
7曲目はアコギのアルペジオのみでAメロまで歌い、その後Rhodesそしてリズム隊が参加してゆく展開。バッキングでは隙間の多いRhodesでしたが、間奏では結構ハードなソロもあり、そこにスキャットが濃密に絡んだりと盛り上がりましたね。8曲目は正人さんの何気にパーカッシヴなBs.ラインに乗り、姐さんの歌も弾んでたね。そして、アウトロではめぐみさんと二人でのスキャットのハーモニーも美しかった。「ここからはまたベスト盤以外から」とのフリで歌われたのが『Duet With Birds』からの2曲。共に地味目ではありますが、佳曲で聴けるのはワンマンならでは。9曲目はアコギのリフとエレピのコンビがさわやかなボッサで、姐さんの歌声も軽やか。
10曲目はW.Bs.ソロのイントロからダークで、W.Bs.とリバーヴ多目のRhodesのみでAメロまで歌い、その後E.Gt.が参加し、3コーラス目からブラシでのDr.が入ったかな。姐さんも目を閉じ、胸に手を当ててしっとりと歌っていたのが印象的だったね。アウトロではDr.がスティックに変わり、4ビートから徐々に8ビートへ変わっていくあたりも面白かった。11曲目はE.Gt.のみで1コーラス歌って間奏からW.Bs.が入り、2コーラス目の途中からマレットでのシンバル、そして最後にエレピが参加する構成だったかな。抑え目な演奏をバックに、姐さんの泣きが入ったヴォーカルも引き立ってました。
12曲目はDSKのヴォーカル曲で、姐さんはみゆきさんと並んでコーラス担当。DSKの歌も4年前に『Evening Glow』のレコ発で聴いた時より良くなってたかな。13曲目の前にその詞を訳したようなポエトリーリーディングがあり、曲になだれ込みましたね。E.Gt.のアルペジオと4つ打ちバスドラにスキャットが重なるイントロからもう鳥肌全開。それまでスタンドマイクだっためぐみさんもハンドマイクとなり、コーラスも力入ります。二人のファルセットが織りなすハーモニーにただただ酔いしれました。14曲目はマツキチさんがコンガへ移動し、中島さんのウッドブロックと共にアコギのリフをバックアップ。間奏では姐さんのBlues Harpソロもあり、ドラマチックでしたね。最後の挨拶があり、最新の曲で中締め。静かな曲なんですがラストはジャムっぽく盛り上がって、姐さんも華麗にジャンプでフィニッシュしてましたっけ。
アンコールでは先ずDSKが一人で登場し、しばらくモノローグ。その後姐さんも再登場し、バンドを呼び込み16曲目へ。アコギの静かなアルペジオとスキャットのイントロからMCでの緩い空気を一掃する緊張感。この曲では姉さんの中低域が艶やかだったな。17曲目はPoNで最も好きな曲がようやく来ました。いや、それまでの曲みんな素晴らしくてこの曲をやっていなかったことさえ忘れてました。そう言えば、4年前の時もアンコールの最後にやったんだっけ。イントロからめぐみさんが手拍子を煽って、フロア一体となってサポート。それに気を良くしたようで、姐さんもフェイク大盤振舞いで大サービス。オーラスはサポート陣が下がってPoNのみで〆。この日のベストはこの曲だったかな。「PoNの曲の歌詞は子供時代の思い出を基にしたものが多い」という姐さんのMCもあったけど、永遠のギター小僧DSKと、素敵なレディになったけど少女の心を持ち続ける姐さん二人のコンビならではの曲かも。2時間ジャストのステージでしたが、ホントあっという間。また4年でも待ちますので、是非このコンビを続けてください。

<追記>
14曲目の曲名が間違っていたので、本文含め訂正しました。
