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湯川潮音@九段会館

大変遅くなりましたが、3/29に九段会館で行われた湯川潮音の「弦とわたしツアー」ファイナルに参加してきました。終演後会場に張り出してあったセットリストをメモりましたでので、先ずはそれから。

1. 朝の賛歌
2. 風よ吹かないで
3. さよならの扉
4. 緑のアーチ
5. 朝が終わる前の花
6. 巻き貝と私
7. 3:15
8. シェルブールの雨
9. 蝋燭を灯して
10. HARLEM
11. 逆上がりの国
12. 渡り鳥の3つのトラッド
13. 見つめてごらん
14. 秘密
15. 明日になれば
16. ツバメの唄
17. 鏡の中の絵描き
18. 恋は月をめざして (Voyage of the Moon)
19. キャロル
<アンコール>
20. Turn! Turn! Turn! (To Everything There Is a Season)
21. しずくのカーテン

潮音ちゃんのライブは昨年11月の早稲田祭以来で、8回目ですね。今回はリリースも無い時期でのツアーということもあってどんなステージになるかちょっと予想がつきませんでしたが、以前定期的に行っていた空想音楽会の全国版ととらえればいいのかも。会場は大きくなってましたが、あのインティメイトな雰囲気に近かったな。この日は先日報告したように恒例のお花見と重なってしまい、会場に到着したのが開演時間の17:30を10分ほど過ぎてから。1曲目は最後のフレーズだけ、入口のドアの前でようやく聴けた程度でした。この曲はアカペラで、立って歌ってましたね。ステージには布シェードのクラシカルなライトと金泥の額縁だけが宙に飾れていて、これも空想音楽会っぽい雰囲気でした。
2曲目からは座りでGut Gt.弾き語りでしたので、その準備の間にようやく私も席に移動。この日の潮音ちゃんの衣装はベージュから茶色にグラディエーションするようなプリントのシフォンを重ねたロング丈肩紐ワンピで、全体にシフォンで作られた薄いベージュの薔薇のような花が付いたのが凄く素敵でした。髪は明るめなブラウンのカラーリング入ったロングで、右耳にもそのベージュの花の髪飾りも一輪。足元はグレーのストッキングにシルバーのハイヒールで、早稲田祭の時よりちょっとスリムになっていた印象だったね。

2曲目はまだ音源になっていないけど、ここ最近のライブでは定番となっている曲。やさしいアルペジオでの弾き語りがとても似合う、かわいらしい歌です。1曲目は最後部、以前コジマユでこの九段会館に参加した時も1階席後方の2階席の下で聴いていたので感じなかったのですが、ここから7列目あたりに着席した途端に素晴らしいホールエコーが味わえてビックリ。実はこのライブ、先行で2階席が当選していたのですが、やはりもう少し良い席で見たかったので一般で1階席をゲットしてて良かったわ。端からナチュラルなエコー満載の歌声に酔いしれました。
3曲目の前にこの曲を録音した時の栗コーダーカルテットとのエピソードも紹介しつつ曲に入りましたが、弾むアルペジオに乗せてイントロからスキャット入れるとか潮音ちゃんも乗ってきました。これまでのライブでは不安定なことも多かったファルセットもスムースで、いいパフォーマンスでしたよ。4曲目も弾き語りでしたが、かなりスローなテンポ。ゆるいアルペジオで進行していましたが、間奏のつなぎなどとても安定したGt.に進歩を感じたな。その落ち着きも歌にいい影響を及ぼしていたようで、ヴォーカルもこれまで以上に情感豊かに、そして潮音節とも言える、どこまでも上昇してゆくような浮遊感をたっぷりと堪能できましたっけ。

ここで潮音ちゃんはGt.を下ろし、サポートの先陣を切ってGt.桜井芳樹が入場。5曲目は新曲で、初披露かな。ややダークな曲調でしたが、桜井さんのアラブちっくなアコギの伴奏がその陰のあるメロディにとてもフィットしてましたね。これもイギリスレコーディングの新譜に入るなら、期待大です。続いて新曲の6曲目は、一転Bluesyなムード。潮音ちゃんのヴォーカルにも少しゴスペル風味が加えられていて、間奏でのスキャットもパワフルで桜井さんのアコギとも結構バトルしてました。7曲目は先ず潮音ちゃんがDr.セットへ移動。イントロでアコギと一緒に演奏していたかと思うと、そのリズムをシーケンサーでループしてその後はハンドマイクで歌へ。その後、潮音ちゃんは間奏でも少しDr.を叩いていましたね。
8曲目から2人目のサポートVc.徳澤青弦が登場。潮音ちゃんも再びGut Gt.を抱え、イントロからBメロあたりまでVc.のみで進行。朗々と歌う青弦さんのVc.に負けないドッシリとした潮音ちゃんのヴォーカルも光ってました。間奏での桜井さんのドブロスライドソロもシビレたわ。アウトロのVc.ソロでブリッジして雪崩れ込んだ9曲目では潮音ちゃんはGt.を下ろしハンドマイク、桜井さんは12弦E.Gt.の体制。12弦Gt.にシタールのようなエフェクトも効いていたり、潮音ちゃんのヴォーカルにも深いリヴァーブも掛かってサイケデリックなムード。ステージ後方に置かれた縦回転のミラーボールも効果的で、トリップしそうだったよ。

10曲目からは1stVn.藤堂昌彦、2ndVn.沖祥子、Vl.菊地幹代も入場し、ようやくこの日のフルメンバーが勢揃い。潮音ちゃんも座ってハンドマイクとリラックスしたスタート。桜井さんのディストーションの効いたテレキャスターと、それ以上にノイジーなディストーションの掛かったVc.に、スタッカートでのストリングが不協和音的に交わりクラクラくるような酩酊感。潮音ちゃんは途中から立ちに変わりましたが、あくまでクールなヴォーカルだったのも対照的で良かった。私的にはこの曲をこの日のベストに推しておきます。
11曲目はこのツアーから会場で再発売されたミニアルバムのタイトルチューン。テレキャスとVc.のみで歌い始め、BメロからVn.とVl.が入るアレンジ。大サビではアカペラで入ったりするとこもシビレたし、アウトロでのストリングスのアンサンブルに楽しそうにスキャットで絡むあたりも微笑ましかったね。12曲目では潮音ちゃんがまたGut Gt.を抱え、桜井さんもアコギへ。この曲もこれまでのライブでは拙いブレスなどが少し気になっていたこともありましたが、この日はその辺もほぼ問題なし。綺麗なストリングスのハーモニーをバックに、艶やかな中低域のヴォーカルを聴かせてくれたっけ。

ここから新曲を3連発。先ずは流麗なアルペジオとスタッカートでのストリングスでのイントロが美しかった13曲目。桜井さんのケルト入ったアコギソロも決まってたし、潮音ちゃんのファルセットも安定してました。14曲目は潮音ちゃんのアルペジオに途中からVc.も加わるイントロから東欧っぽい雰囲気。Bメロから桜井さんのGut Gt.も加わり、サビでは残りのストリングスも参加。アウトロでの潮音ちゃんのハミングも余韻があって良かったね。15曲目は桜井さんのGut Gt.とシンプルなリズムボックスのみでスタート。ミドルテンポなロンド風でしたが、潮音ちゃんもスタンドマイクでステップ踏みながら明るく歌ってたかな。とりあえずこの3曲は早く音源で聴きたいです。
16曲目は桜井さんがバンジョーにスイッチし、潮音ちゃんは立ちでアコギ。ストリングスとバンジョーという一風変わった取り合わせのハーモニーのイントロから引き込まれました。潮音ちゃんの歌声も軽やかで、文字通りツバメのようにホールを駆け抜けて行くよう。2コーラス目の入りではバンジョーに合わせるようにストリングスも全てピチカートとなり、浮き立つ感じを演出。最後のリフレインをゆっくりと余韻を楽しむように歌っていた潮音ちゃんも素敵な笑顔でしたね。17曲目は桜井さんはアコギに戻り、潮音ちゃんはギターを下ろしました。間奏中鈴のような楽器を打ち振りながら踊る潮音ちゃん、可愛かったですね。ステージ左右に動き回ってサービスしてました。

18曲目からも新曲連発で、ここから徳澤さんと菊地さんは一足先に楽屋へ。1コーラス目は桜井さんのアコギのみで歌い、感想からVn.が入る展開。アコギはアイリッシュなリフだったので、Vn.もフィドルっぽく行って欲しかったかな。そして本編ラストでは桜井さんと沖さんも袖に下がり、潮音ちゃんのGut Gt.と藤堂さんのVn.のみのステージ。この曲では藤堂さんもフィドル風に演奏してくれて嬉しかったし、ロンドのようにクルクル回る影絵もステージ後方に映し出されて楽しいエンディングとなったよ。アンコールでは先ず潮音ちゃんが桜の小枝を持って、ひとりで入場。「カバーを1曲」と言って20曲目をGut Gt.弾き語りで歌ってくれました。この曲はThe Byrdsがオリジナルですが、Mary Hopkinのバージョンに近かった感じ。歌い慣れていないこともあってか、最後のロングトーンで音を外したのが惜しかったね。
で、オーラスはまたサポート陣も呼び込み、これまた新曲。アコギとかはケルト風だけど、主旋律はどことなく和風な感じもあり不思議な曲だったな。最後らしくストリング隊も途中から手拍子を煽るなど、かなり盛り上がってフィニッシュ。潮音ちゃんも恒例のジャンプで締めくくってましたっけ。終わってみればほぼ2時間と、潮音ちゃんのライブでは異例の長さだったかも。時間だけでなく内容的にもかなり濃かったし、潮音ちゃんの出来としてはこれまで参加してきた中ではピカイチだった思います。もう直ぐイギリスレコーディングの新譜も発売されそうですし、秋ぐらいにはまたツアーしてくれそう。サポートをもう一捻りしたりとか、色々期待していますんでお願いします。

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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

2008.04.05 | コメント(4) | トラックバック(0) | 音楽

コメント

nakamura8cmさん、今後の潮音ちゃんはもっと期待できます

と私が太鼓判を押させていただきますよ。明日館の最初は私も仕事で参加できませんが、2回目以降には是非参加したいな。そしてイギリスレコーディングのアルバムも楽しみだし、今後も潮音ちゃんから目が離せません。

2008-04-09 水 04:04:50 | URL | mike #MhPUe52c [ 編集 ]

待ってました

うーん、読んでいて悔しさ倍増です(泣)
聴きたかったなあ。潮音さんのドラムも見たかったなあ。師匠格のエンケンを見習ってでしょうか?エンケンの場合は「弾き叩き」という荒業ですけど(笑)そうか、「弦とわたし」だから「わたし」は何を演奏してもいいわけですね!
そして臨場感のあるレポ、ありがとうございます。
明日館行きたいけど行けるかなあ・・・

2008-04-09 水 00:29:31 | URL | nakamura8cm #9BIWInAM [ 編集 ]

つっつさん、ホントこのツアーは完成度高かった

潮音ちゃんもバックもそれほど力入っている感じでは無かったのに、出てくる音にはパワーあって驚きました。今回のバンマスは桜井さんだったみたいですが、完全に潮音ちゃんが仕切っていたようにも思えましたね。イギリスでもクマ原田さんと二人三脚でレコーディングしてきたようですが、潮音ちゃんの音に対するこだわりも芽生えてきた感じ。

2008-04-07 月 23:48:16 | URL | mike #MhPUe52c [ 編集 ]

やはり、私も今まで観てきた中で
一番のライブだったように思います

潮音さんの声の美しさが一番引き出されていたように思います

今度、名古屋大須のアートスペースでライブがあるのです
すごく行きたいけれど、連日ライブになるのもあり
断念かもですv-409

2008-04-07 月 21:59:16 | URL | つっつ #HHwP0Xsw [ 編集 ]

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