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dorlis / 中山うり / Port of Notes@音霊

さて8/3、3連戦最後を飾るのは逗子の音霊 SEA STUDIOで行われた「PARTY FOR THE ADULTS」というイベントでした。出演はdorlisに中山うり、そしてPort of Notesの3組で、合計するとこれまでに24回も参加している大好きなアーティストばかり。

dorlis

1. 24時間世界一周
2. はじまりのリズム
3. マーブルの月
4. 市民プール
5. 水平線と夕焼けと片想い

dorlisのステージは1ヶ月前のLA CITTADELLA以来で、13回目。まずトップバッターはdorlisなんですが、本来なら多和田えみちゃんがトップバッターか2番手のはずでした。当日会場に着くと入口に「前日のライブで体調を崩したため出演中止」との張り紙があり、期待していただけに出鼻をくじかれましたわ。その影響もあってか13:10にちょい押しで開場して以降、DJプレイが延々4時間続くという事態に。タイムテーブルが分からないので最初はいい気になって踊っていた私も、3時以降は汗だくとなり一旦会場を後にして(音霊はトイレが会場外なのでいつでも再入場可)食事したり海を眺めたりしながら時間をつぶしていました。で、16:30ごろにdorlisのサポート陣がステージに現れ、5分ほど後にDJと入れ替わりにdorlisが登場。
dorlisの衣装はその時と同じカラフルなプリントの浴衣で、髪はいつものボブ。サポートはDr.はお馴染みの諸藤一平さん、Gt.は昨年のツアーのメンバーでアフロヘアが目立つおーちゃん、Vn.は1ヶ月前と同じ若手の方、U.Bs.は多分初めての若い人でしたね。メンバー紹介無かったので詳細分からず、申し訳ありません。いつもの第一声「ボンジョルノ~、dorlisで~す」に続き始まった1曲目はdorlisがオベイションを抱え、彼女の代名詞と言ってもいいアンセムからスタート。諸藤さんはブラシで軽快な4ビートを刻み、Vn.もロマ風な哀愁あるメロディを奏でるいつものアレンジ。dorlisはやや緊張気味な様子で、最初ってこともあって声が出てなかったかな。でもdorlisもGt.をかき鳴らして歌う内に緊張が解けたのか、徐々にノリが良くなって来てたよ。Vn.ソロにスキャットで絡むいつものアウトロで華麗に締めてくれたっけ。

2曲目はおーちゃんのES系のバッキングが光ってたな。dorlisがラフにストロークするオベイションとおーちゃんのカッティングがシンクロしてたり、間奏のブギ入ったGt.ソロもカッコ良かった。前回聴いた時はAcod.とVn.が目立っていて欧風でしたが、この日はCDに近いルーツな演奏でdorlisもこっちの方が歌いやすそうに見えましたね。短いMCをはさみ3曲目はMARUCUBEと同じく、Gut Gt.弾き語りでの演奏。歌は今回の方が歌い込めている感じでしたが、Gt.はMARUCUBEの時ほどのノリが無かったかな。まあこの日は汗で手が滑ったりとか条件悪そうだったのでしゃーないっすね。ラテン特有のフレーズのキメとか、その後の間の取り方などは良かっただけに惜しかった。
4曲目も引き続きGut Gt.弾き語りからスタート。この曲では低域でのウィスパー気味なヴォーカルにシビレたよ。泣き入ったウィスパーはヤバいね。2コーラス目のサビから入ったVn.もヴォーカル以上に泣いていて、更に情感を煽ってたわ。そしてラストはまだ夕焼けには少し早い時間帯でしたが、いい感じに日も傾いて目の間には水平線も見える絶好のシチュエーション。dorlisもこの場所で、この「水平線と夕焼けと片想い」を歌ってみたかったと言ってましたっけ。オベイションに戻って始まったヴォーカルにもその思いが込められていたようで、切なげに歌い上げてましたっけ。スキャットで締める長いアウトロの最中、名残惜しそうに下手から上手、そしてまた上手から下手へとフロアに視線を送っていたのも印象的でした。30分をちょっと切る短いステージだったけど、dorlisにとっても忘れられないものになったように思えます。

中山うり

1. 笑う月
2. 月とラクダの夢を見た
3. 夏祭り鮮やかに
4. 生活の柄
5. マドロス横丁

うりさんのライブは4月のワンマン以来で、8回目。dorlisのステージの後、また90分ほどのDJタイムでしたが、このSUGIURUMNのDJが凄かった。SUGIURUMNはトリの美由紀姐さんと「star baby」でコラボしてたり、海外でも活躍している有名なDJだとか。この日のセットは90分間ほぼ同じBPMの四つ打ちリズムのトラックを揃え、最初はモロにアフリカンなビート主体で始まり、徐々に西欧のメロが顔を出して来て、最後にはケルト全開なトラックで締めるという体だけでなく、頭でも楽しめるという驚異のDJでした。その名人技に最後はフロアからも大きな拍手がおきてたな。ただ、この日のライブの出演者を考えると須永辰緒とかJAZZ系のDJで揃えた方が良かったかも。そこからしばらくして先ずお馴染みのサポート陣が入場。メンバーは言わずもがなのA.Gt.堀越雄輔、W.Bs.南勇介、Dr.大澤公則、Perc.notchの4名。
カリビアンなイントロダクションの演奏が始まるとうりさんも登場。この日の衣装は黒主体のアフリカっぽい柄のノースリーヴトップにジーンズで、ショートヘアにはトレードマークの赤い大きな髪飾り。出囃子が転調して1曲目のイントロに変わり歌が始まったけど、声が聴き辛かったね。開演前にマイクを交換していたAcrd.の音量も小さかったし、うりさんの魅力が半減してた感じ。逆にアコギの音量は大きかったかな。まあ、演奏はいつものように大澤さんのスチールボディのスネアがティンバレス的だったり、間奏のアコギソロがラテン全開だったりと楽しかったね。途中転調してJazzyになったり、最後うりさんのミニTp.ソロをきっかけにテンポアップ、その後またダウンしてフィニッシュする「黒猫、白猫」で使われるパターンで締めるとこもいいパフォーマンスでした。

短いMCをはさみ、2曲目はうりさんの代表曲が来ました。隙間のある演奏と歌の間に潮騒が聴こえてくるのはゼータクな気分でしたよ。なんちゃってリゾートかも知れませんが、うりさんのミスティな歌声があればそこは楽園。でも前の曲で押さえ過ぎていたヴォーカルの音量、今度は突っ込み気味でちょっと割れてたのがちょっと残念。メドレーで突入した3曲目は映画「あの空をおぼえてる」の挿入歌となった曲。これもラテンフレーヴァーが隠し味で、夏にぴったり。サビから入る大澤さんとnotchのコーラスも爽やかだったし、ミニTp.ソロでは溜めが効いてたね。最後のポエトリーリーディングからAcrd.ソロもゆったりとして余韻ありましたわ。大澤さんのゆるい2nd Line風スネアでブリッジしてなだれ込んだ4曲目も、お馴染み高田渡のカヴァー。ライブで聴き始めたた頃よりBluesの味付けが濃くなって、ゆるいリズムと歌詞が一層染みて来たよ。アウトロのミニTp.ソロに大澤さんが絡むとこはちょっとスリリングだったっけ。
秋には最初のフルアルバムをリリースするとか、12/5には東京キネマ倶楽部でワンマンを行うとか嬉しい告知がありましたが、堀越さんのアコギにトラブルが発生してMCでつなぐ間に何とか終息。で、ラストも海に関連する曲で締めです。この曲は元キャバレーだったキネマ倶楽部で是非聴いてみたいね。キネマ倶楽部はEGO-WRAPPIN'のホームみたいなハコですが、うりさんの無国籍な音にもマッチしそうだわ。妄想はさておき、この曲では自然発生的に手拍子が始まり、うりさんの声もようやく絶好調。最後はメンバー紹介と各パートのソロも披露されて、アウトロのJAMもそれぞれ絡みまくって盛り上がりましたが30分のステージは短いね。これから、って感じだったわ。まあ、フルアルバムとキネマを楽しみにしてますよ。

Port of Notes

1. Unknown Language
2. One More Bourbon
3. 私のいちばん好きな色
4. Sailing to Your Love
5. 僕の見た昨日
6. ほんの少し
7. 愛の蜃気楼
8. (You are) More Than Paradise
9. サンポニイコウ ~陽だまりの赤トラ~
<アンコール>
10. さらば

PoNのライブは6月のBALL ROOM以来で、6回目。うりさんのステージが終わった後、15分ほどのセットチェンジがあり、DSKとお馴染みのサポートGt.小池龍平君が居残ったままライブがスタート。1曲目のイントロが流れると美由紀姐さんが登場。この日の衣装は3月のレコ発と同じと思われるブルーのロングドレスで、6月よりちょっと伸びた感じのショートヘアに一輪白い花の髪飾りもしてたのがリゾート風。出てきた時から汗だくで、お酒の強い姐さんのことだから楽屋でビールでも飲んでたのでしょうか。この1曲目は6月と同じ幕開けでしたね。長いスキャットから始まる曲だけど、ムーディーで一気にPoNの世界に持ってかれちゃうわ。二本のアコギに姐さんと小池君のスキャットの絡み、そして低く聴こえる潮騒。これ以上何を望む、ってくらいパーフェクト。ここまで私も大量のお酒を飲んでましたが、アルコールより酩酊させてくれましたよ。
相変わらずハイテンションな姐さんの挨拶があり、2曲目はアンセム中のアンセムが早くも登場。イントロでフロアから歓声が沸きます。出だしはナチュラルなフェイクでしたが、DSKのストロークが激しくなってくるに従ってフェイクも派手になって来たっけ。間奏でのDSKのボトルネック使ったGt.ソロがややモタってると、姐さんすかさずオフマイクのスキャットで渇を入れてたかな。「波の音、SEじゃないよね」とやや天然さをさらけ出すDSKのMCがありましたが、この日は空気を読んだのかあまり天然が爆発しなくて幸い。3曲目はレアな選曲で、私がライブで聴いたのは多分2004年以来かな。でも、この曲も名曲ですね。特にアウトドアには合いますよ。小池君のコーラスと美しいハーモニーを聴かせてくれたり、シビレるロングトーンがあったりと聴きどころ満載でしたわ。

4曲目もアンセムのひとつかな。このところ演奏されることが多いよね。DSKのパーカッシヴなストロークと、小池君のリリカルなアルペジオの絶妙なイントロからスタート。後半に進むにつれて小池君のGt.も激しくなって行き、大サビでは歌い上げる姐さんのヴォーカルをドラマティックにサポートしてたよ。間奏でのBlues Harpソロもピリっと効いてたし、この曲のMVPは小池君でしょう。5曲目は必然的な選曲ですね。潮騒をバックに「海へ、海へ行こう」と歌い出されると、鳥肌が立たない訳が無い。歌い終わった後のMCで姐さんも「本物の波の音をバックに歌ったー」と感激していましたが、その感激が歌にもジンワリと滲んでいて抑え目なヴォーカルでしたが強烈に染みましたよ。当然この曲がこの日のベスト曲です。6曲目はちょっと明るいナンバーで、イントロからオフマイクでスキャット入れるとか姐さんもリラックスムード。歌いながらも体を揺らしながら楽しそうな表情。小池君のファルセットでのコーラスも美しかったよ。
7曲目は前回に引き続き歌ってくれた新曲で、こないだはまだ歌も演奏もフィットしていなかったかな。今回はイントロの小池君のGt.がかなりスパニッシュ風で、間奏で入る姐さんの手拍子もきっちりパルマになってたね。前回のレポでは「火サスのテーマ曲みたい」とか書いちゃったけど、こうした意図が見えてくると情熱的な歌い上げも納得です。8曲目は必殺のナンバーが来たね。イントロのリフで思わず声を上げたのは私だけではなかったね。ただ、この日はDSKのリフが少しノリが悪かったり、小池君のコーラスも頑張ってたけど3月の真城さんのコーラスが神過ぎたので惜しかったな。まあ、姐さんが楽園みたいと言ったこのハコでこの曲が聴けただけでも感謝しなきゃね。

そして本編最後もライブでは初めて聴いたかな。イントロから最後までDSKがボトルネックで弾いてたので、ハワイアンなムードがハコにフィットしてたね。間奏で小池君が猫の鳴き声を真似すると、姐さんはこの歌にも登場する亡くなった愛猫にゃーくんの事を思い出したのか、2コーラス目の入りが歌えなくなってしまったっけ。何とか間奏を伸ばして歌い始めたけど、ラストで手を差し伸べて歌っているその手の先にはにゃーくんが見えていたように思えます。アンコールは軽快なナンバーで締めとなりました。1コーラス目はDSKのストロークのみで、小池君はゴルペでサポートしフロアからも手拍子が起こります。間奏では姐さんのBlues Harpソロもあり、ヴォーカルも弾んでたな。最後にはお客さんも少なくなってしまったフロアですが、ほんわかとしたエンディングとなったね。アンコール含め1時間弱のステージはこの場所ならではの魅力がたっぷりだったわ。

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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

2008.08.14 | コメント(2) | トラックバック(1) | 音楽

コメント

エスパーさん、コメント&トラバありがとうございます

北海道まで遠征していたので、お返事が遅れて申し訳ありませんでした。

おっしゃるようにヴォーカルもアコーディオンも音量小さ過ぎました。うりさんのアコーディオンはテクニック的にはcobaなどに比べるとまだまだですが、ほんわかした彼女の歌にはとてもフィットして染みるんですよ。あと、彼女の声はエゴラのよっちゃんより深みがあると個人的には思ってます。パワーではよっちゃんに負けますが、味わい深い声ですのでまたチャンスがあったら聴いてみてください。

Port of Notesは北海道でも聴いてきましたが、この日の方がいい出来でした。PoNの出番では雨が降っていたし、姐さんのテンションが高かったのが浮いていた感じかな。

2008-08-18 月 23:36:48 | URL | mike #MhPUe52c [ 編集 ]

TBありがとうございました。

>開演前にマイクを交換していたAcrd.の音量も小さかったし、うりさんの魅力が半減してた感じ。

中山うりさんの演奏では、私もアコーディオンの音が小さすぎるなと思っていました。というか、せっかくアコーディオン弾いてるのあまり聴こえなくてもったいなと思っていました。いつもそうなのかと思っていたのですか、この日はセッティングが上手くなかったようですね。

2008-08-14 木 23:08:21 | URL | エスパー #- [ 編集 ]

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dorlis@音霊 SEA STUDIO

13時過ぎに会場入り。 昨年の音霊では椅子も出ていたが、今回はオールスタンディングらしい。 しかも、13時から16時30分までずっとDJアクト。 正直飽きました。 dorlisがいつもの浴衣で登場して、「ボンジョ~ルノ!」の挨拶。 編成はdorlis、Gt.、Bs.、Dr.、Vio.。 セッ?...

2008.08.14 23:10 | 酒と音楽と文学、そして自己耽溺(仮)

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