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にかスープ&さやソース@世田谷美術館

10/4に世田谷美術館で行われたにかスープ&さやソースのライブ、昼の部に参加してきました。今回はダニ・カラヴァン展のイベントの一環として「音楽とともに展覧会を鑑賞する」というテーマ、昼の部は展示室を自由に行き交っての演奏だったのでセットリストは省略しますね。にかさやのライブは一昨年3月の花やしき以来で2回目ですが、にかさんとは前の記事のダブフェイのゲストでお会いしたばかり。一方のさやさんは、やはり一昨年9月のにかさんレコ発でのゲストぶりかな。今回のライブの情報を知ったのも実はダブフェイのライブでもらったフライヤーでして、夜は別のライブがあったので昼の部のみに参加することにしたんですよ。世田谷美術館は砧公園内にあって車で行くには便がいいのですが、電車で行くにはやや半端でして田園都市線の用賀から徒歩で行くことに。14:00開演予定だったのでその少し前に到着するべく家を出たけど、この日は日差しが強くて20分近く歩いて到着する頃には汗だくとなり、先ず公園の売店でビールを買って一息入れてから入館。
1,000円の入館料を払う際にメモを取る際にはボールペンなどは使用禁止という注意があり、鉛筆を貸し出していたのでそれを借用。こういった配慮は流石美術館ですね。ライブが始まるまで少し時間があったので、下見として館内を一巡り。このダニ・カラヴァンはイスラエルの彫刻家で、フィレンツェでフレスコ画を学ぶことから始まり、その後舞台美術や環境彫刻から大規模な空間インスタレーションまで手がける80歳を超える世界的なアーティストだそうです。最初の展示室は庭の見えるガラス張りの扇型の空間に白い砂を敷き詰め、そこに黒い石で三つの三角錐を積み上げたもの。石庭にも似た東洋的なオブジェでしたね。次の展示室も白い砂と黒い石の三角錐でしたが、細長い窓際の空間に設けられてて遠くの三角錐の距離感が面白かった。これ以降の展示室は実際の作品は少なく舞台美術のヴィデオやスケッチ、空間インスタレーションの写真やミニチュアなどが中心。まあ、作品のスケールが大き過ぎるので、美術館には入らないものが多いんです。

開演時間が近づくと最初の展示スペースに戻って、白い砂の前に敷いてあった絨毯に靴を脱いで座り、お二人を待つことしばし。入り口の方からにかさやとサポート植野隆司のお三方が、入り口で待機していたお客さんの一団と共に登場。にかさやのお二人はお揃いのゆったりした霜降りのパーカーに、にかさんはカーゴパンツ、さやさんはチョークストライプの半ズボンだったかな。にかさんはウッドブロックを持ち、さやさんはアコギを担いでのスタート。展示スペースの入り口でしばらく静かなアコギをバックにハミングしていたけど、徐々にお客さんの間を縫い、自由に動き回る二人。生声なので動き回っていると聴こえたり、聴こえなくなったりするのですが、その強弱も意図的に思えるほど。植野さんは楽器用PAスピーカーを背負い、更に楽器を詰め込んだトートバックも持っていたりと大変そうでしたが、時折Perc.で合いの手入れてたかな。途中からハミングが「グイーン・リーヴス」に変わり、またハミングに戻る展開。スペースの中央で二人が背中合わせになり、しばらくアコギ無しでハミングしていたけど直に聴こえるさやさんの生声と、壁に反響して聴こえて来るにかさんのハミングのマッチングは最初の鳥肌ポイントでしたね。
その背中合わせが解かれると、さやさんはサンポーニャを取り出し、それをバックににかさんがまたハミング。さやさんがアコギに戻ると、にかさんは持っていたウッドブロックも叩き始めたっけ。さやさんのアコギが吹き渡る風を思わせるアルペジオに変わると、植野さんがCl.でバッキング。その哀愁のあるCl.の音に乗りにかさやの二人がスキップで中央のスペースを跳ね回ると、にかさんのポケットに入ってたらしい鈴も鳴ってたね。植野さんがCl.からシェイカーに変わると、お二人は次の展示室へ移動。細長い空間の入り口から奥へ向かってハミングしてたけど、私は靴を履いていて出遅れたのでその先の展示室でエコーだけ聴いてました。でもそのエコーも自然な反響なので気持ち良かったわ。さやさんがアコギを止めて振り返ると、ハミングが詠唱のようなダークなムードに一転。遠くから植野さんの叩くボランがタイミング良く響いてきて、詠唱も徐々に熱を帯びて来たよ。二人が舞台美術の展示室に移動するとその詠唱はにかさんに引き継がれ、さやさんはしゃがんでアコギを再開しハミングでもバッキング。植野さんのボランの音も近づいて来て、にかさんはダブフェイの時のような不思議な踊りも出る事態に。

また二人の微かなハミングに戻ると、次の空間彫刻の間へ。作品がプロジェクターで映される壁から顔を出したり、引っ込めたりしながら歌う二人。ニカさんは口トランペットも出てテンション上がって来たかな。また展示室を移り、砂漠に置かれた彫刻がヴィデオで映されてて、風の音も一緒に流れていたっけ。その風の音に合わせてさやさんがサンポーニャを吹くかと思えば、植野さんはミニシンバルを叩きそれを振り回して残響を響かせる演出。にかさんもリコーダーを吹いてたかな。次の空間インスタレーション最初の展示室では学芸員のレニに関する説明などもあり、またアコギをバックに二人のハミングが低く始まりました。次の展示室では壁にあいた穴をにかさんが覗いていたけど、何が見えたのかな。私も覗いて帰ろうと思ってたけど、すっかり忘れてました。更に次の展示室に移動するとケルト風なアコギをバックに歌無しで踊る二人。ここでもにかさんのポケットの鈴が効いてたし、途中からさやさんはアコギを止めてウッドブロック叩いてたっけ。
また部屋を移動しさやさんはアコギを下ろして、二人でのスキャットのみに。歌いながら展示品の間を踊り回る二人でしたが、熱くなったのかパーカーの前を空けて一休み。その間に植野さんはアコギをチューニングとローディさんの役目も。「見逃した部屋があったので戻ります」と説明があり、壁にダニの言葉が書かれた部屋へ。にかさんがその言葉を節を付けて読んだり、さやさんから「みんなも声に出して読んでください」とのお誘いにバラバラに続くお客さん。植野さんのアコギのバッキングもあって、ダブのように面白い響きだったな。そこから植野さんのアコギ、さやさんのサンポーニャ、ニカさんのスキャットの楽隊は演奏しながら最初の展示スペースに戻り、三人揃って絨毯に横たわってイピヤーのテーマを歌い出しました。これまた音が直接聴こえるのではなく、天井に反響してから聴こえて来る不思議な感覚。最後はまた学芸員の説明があり、夜の部の紹介もありステージは終了。1時間弱の短い時間でしたが、にかさやにしか出来ない素敵な演奏会だったよ。また次のライブを楽しみにしますので、あまり待たせないでくださいね。
Harmonies

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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

2008.10.18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽

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