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椎名林檎@さいたまスーパーアリーナ

11/30、さいたまスーパーアリーナで行なわれた椎名林檎の「(丸)生林檎博'08 ~10周年記念祭~」の最終日に参加してきました。いつものセットリストから。

1. ハツコイ娼婦
2. シドと白昼夢
3. ここでキスして。
4. 本能
5. ギャンブル
6. 宗教
7. ギブス
8. 闇に降る雨
9. すべりだい
10. 浴室
11. 錯乱
12. 罪と罰
13. 歌舞伎町の女王
14. ブラックアウト
15. やつつけ仕事
16. 茎(STEM)
17. この世の限り
18. 玉葱のハッピーソング
19. 夢のあと
20. 積木遊び
21. 御祭騒ぎ
22. カリソメ乙女
<アンコール>
23. 正しい街
24. 幸福論(悦楽編)
<ダブルアンコール>
25. みかんのかわ
26. 余興

林檎のライブはRSR以来で、2回目。あの時は弦楽カルテットとアコピの伴奏だったので、バンドがバックとなるステージは初めて。90年代ほとんど音楽を聴かなくなっていた私に、再び熱い血を注入してくれたのが林檎だった。その頃はライブに参加するチャンスに恵まれなかったんで、このライブはかなり期待してましたよ。会場のスパアリは初めての参加。駅から会場が近いのは良いけど、広すぎて入口までと入ってからもエライ歩かされたね。オマケにS席では最悪の部類に入る400レベルの23列目で、ステージまで遠いし両脇のスクリーンに蹴られてステージの上手側に見えない部分もあったり。そのスクリーンやステージ上方のディスプレイも斜めからでハッキリ見えなかったんで、林檎の衣装とかは簡単に触れる程度で失礼するかも。音も音量はやや物足りなかった割りに、比較的いい音質だったのが救いだったな。あと、オケピットの様子がよく見えたので、その辺は詳しくレポるつもり。16:00ほぼ定刻に開演のアナウンスがあり、オケピの譜面台の明かりが点灯。数えてみると60以上あったかな。グランドピアノやハープに加え、パーカッションだけでも4名分ほどのスペースが用意されてて、それだけでも圧巻な陣容。しばらくしてオーケストラのメンバーが入場し、チューニングを開始。オーケストラの皆さんもRSRと同じく白衣を着てたみたい。
開演時間から10分ほど過ぎて指揮台に斉藤ネコさんが登場し、場内のライトが全て落とされると打ち込みと思われる1曲目のイントロが流れ始めたっけ。オケのストリングスも加わるとステージ上方のディスプレイにCGが映し出され、紫のヴァリライトも動き出すオープニング。ステージは暗いまま歌も始まり、両脇のスクリーンには歌詞のテキストも流れてたね。ステージに大量のスモークが流れ出て来て、ステージの前に下がっていたスクリーンが上がると、座って歌っている林檎の姿が現れる演出もサプライズ。衣装は鹿の角に蜘蛛の巣を張ったような被り物と、グレーのグラデと思われるロングドレスという奇抜な組み合わせ。曲が終わると短い挨拶があり、1曲目のアウトロ中にステージ現れたバンドによる2曲目のイントロがスタート。バンドのメンバーは林檎の師匠であるBs.亀田誠治、一青窈でお馴染みのDr.河村智康、Salyuや中納良恵ソロなどお見かけすることの多いGt.名越由貴夫の3名。お三方も白衣を着てたけど、裾に向かってグレーにグラデ入ってたかな。林檎も立ち上がって歌い始め、間奏ではVib.やTp.のソロも入るSwingyなアレンジだったね。ステージが暗転し、再びライトが灯ると林檎がGt.を担いで「ここキス」ですか。最近の林檎っぽく唸るような歌い方だったけど、フェイクてんこ盛りでシビレたね。シャウト入ったサビや、アウトロのスキャットに名越さんが絡んだり昇天モノの連続。ただ、ストリングスは要らなかった気も。

また暗転して、林檎がGt.を下ろし拡声器を手にして4曲目へ。ホントは動き回ってフロアを煽りたかっただろうけど、あの被り物なんでAメロ途中から普通のマイクに戻ってしまって残念。オケは最初1stVn.チームとPerc.程度の参加で、大サビからフルのストリングとなってた。シャウトしまくる林檎はいよいよ絶好調って感じ。5曲目はホーンも参加した壮大なアレンジで『平成風俗』に近かったな。でも、ヴォーカルはド迫力、圧倒的。前屈みでシャウトとか、力入ってたな。アウトロ中にステージ下手に下がり、私の位置からだと直ぐ脇の小部屋に着替えに入るのが良く見えたわ。その後バンドもステージを降りて、6曲目はオケのみでのインストとなり「林檎の筋」と題された、スチールとナレーションによる椎名林檎10年間の活動を振り返るコーナー。そして、林檎はGt.を担いで再登場、衣装は白っぽい肩紐ミニドレスに黒いショールを巻き、髪は黒髪のボブ。バンドも戻って7曲目に突入したけど、ここで「ギブス」とは。個人的に林檎の曲の中では最も思い入れ深いんで、「早くも来たか」って感じ。林檎の「ダーリン!」というシャウトに被さるGt.のタイミングの良いこと、名越さんセンス抜群。アウトロは『勝訴~』と同じようにノイズに埋もれて行き、8曲目になだれ込む展開は何度も聴いたアルバムと同じ流れとは。
イントロ中にGt.を下ろし、林檎はハンドマイクに。でも、生のオケでこの曲はヤバイ、スタッカートのストリングに重なるCrazyなGt.ソロなんか悶絶したよ。アウトロ中にセリでステージから消え、その間にステージ中央にKb.がセットされ、林檎が戻るとそれを引き始めて9曲目へ。林檎のミニドレスは前が白、後が黒のものに変わってたかな。最初はROCKな感じだったけど、2コーラス目からは4ビートに落としてJazzyな展開。今度はアウトロ中にバンドが乗っている回り舞台が回転し、バンドが後ろ向きになったまま10曲目へ。林檎はステージ正面に来た台の上でリンゴを包丁で切り刻むパフォーマンスしながら歌ってたけど、スクリーンの映像は事前に収録した映像を時折インサートしていたみたい。11曲目のイントロが始まると回り舞台も元に戻り、ストリングスとホーンが炸裂する『平成風俗』っぽいアレンジで、大サビ前にはオケピ内にいたアコピのソロもあった。両脇のスクリーンには歌詞の和訳も流れてたね。この曲は唸るような歌い方もハマってたし、アウトロのTp.ソロにスキャットで絡むとこはカッコ良かった。12曲目はストリングスとハープのみで始まりGt.のアルペジオが絡むイントロから。この曲の林檎のヴォーカルは凄かったね。情念こもったシャウトは距離的に凄く遠いのに、胸を圧迫されるような感覚さえあった。バンドとオケも全力での演奏で林檎を更にドライヴしてた感じ。個人的にはこの曲がこの日のベストパフォーマンスかな。

またアウトロ中に袖に下がった林檎、13曲目のイントロが流れてから黒のコート姿でステージに戻って来た。演奏はオケがリードするビッグバンドスタイルで、昔の歌謡曲っぽいムードもちょっとあったり。歌も演歌的な唸りを入れてて、最後の「今夜からは~」のとこなんか歌舞伎の口上みたいだった。14曲目はドライヴ感あふれるコンテンポラリーなビッグバンドJAZZのアレンジで、ホーンもかなりブローしてたわ。林檎のヴォーカルもあまり唸りは入れずノリ重視、事変での歌い方に近くて素敵だったよ。ここでステージが暗転、またオケのみで15曲目が始まり、今度は林檎の息子のナレーションで林檎生誕からの歴史を紐解くコーナー。生まれたのがこのスパアリの直ぐそば、ってのは因縁めいてるね。暗い中、コミカルなマーチ風「やつつけ仕事」から、ダークなコントラバスの演奏に変わって16曲目がスタート。歌が始まっても姿が見えない林檎、しばらくしてセリで上がって来たけど、ステージに横たわって歌ってたな。衣装は白地に黒で細かい花柄の入った膝丈ワンピ。横たわる林檎の周りをグリーンのレーザーが彩り、天井からは10本のDNAを思わせるらせん状のLEDライトが降りて来た程度の照明だったので、左右にダンサー4人も同時にセリで登場したけど良く見えなかったのが惜しかった。間奏からは林檎も立ち上がり、英語詞のシングルヴァージョンを熱唱。ステージ後の壁に蛍が舞うような黄色いレーザーも当たり、幻想的だったよ。
暗転し少し間があり、ライトが点くとステージ左に林檎、右には兄の椎名純平が揃い踏み。お兄ちゃんはネイティヴアメリカンのボンネットなんかかぶってたな。デュエットが始まってしばらくすると消えていた4人のダンサーが傘を持ってまたセリで上がってきて、黄金期のミュージカルちっくなこの曲に華を添えてたよ。二人が左右に分かれ、それぞれオケピの脇の花道を前に出て来て、パワフルな大サビを歌う演出もミュージカルみたいだった。ここで初めての長いMCでお兄ちゃんを紹介し、「カバー曲ですいません」と謝って18曲目をスタート。曲が始まるとMC中袖に下がっていたダンサーが、S席以上のお土産として配られてた旗を振りながら登場。フロアにも一斉に旗の花が咲いたっけ。やっぱこういったファンキーなナンバーだとお兄ちゃんは上手いね。ノリが違うわ。お兄ちゃんが拍手で送られ、ダンサーも下がって、19曲目がアコピのみでスタート。サビからバンドとストリングスも加わったかな。林檎も最初CDよりガーリーな感じで歌ってたのが面白かった。あと、CDではハッキリしていなかったワルツのリズムも表に出てたっけ。20曲目はダンサー4人も戻り、PVでお馴染みの手振りで盛り上げ、林檎もクールな感じで踊ってたな。フロアの前の方もかなりの人が手振りしてたよ。

またまたアウトロ中に林檎が袖に消え、静かなアコピで繋いでるといきなりサンバホイッスルが聴こえ、シンフォニックなサンバで21曲目になだれ込む展開。林檎もダンサーとサンバのステップを踏みながら登場し、林檎は衣装は白いキュロットスカートとラテン風に袖がダブっとしたウグイス色のブラウスにチェンジ。この曲は事変でも旗を振るのが恒例なんで、フロアで振っている人が多かったな。途中から阿波踊りの女衆も50人ほど踊りながら登場して、ステージとフロア一体となった正に「御祭騒ぎ」でフィニッシュ。本編ラストのイントロ中にお別れの挨拶があり、歌に突入。ラテンフレーヴァー入ったビッグバンドでのこのヴァージョンも楽しかった。林檎もダンサーと一緒に結構踊ってたね。社長の煽りも林檎が一人でこなし、大サビはステージ後方で歌い、最後は後に倒れこんでステージから消える演出も憎いわ。一旦下がっていたバンドとホーン隊を除くオケも戻り、林檎は薄水色のミニドレスに変わってたかな。アンコール1曲目は初期の名曲で、RSRでも最後に演奏してたよね。この曲は林檎とネコさんの出会いの曲でもあるし、思い入れ深いのか最後のシャウトも全開で気持ち入ってた。24曲目はもちろん拡声器でのお歌。今度はオケピ回りを一周し、キッチリと煽りを果たしてたな。この曲での名越さんのGt.ソロは凄いノリでシビレまくった。
バンドと共に林檎が下がったけど、オケのメンバーはそのまま待機でダブルアンコールに突入。先ずオケのホーンが戻り、続いて林檎が一人でステージに現れて客さんに対する感謝のMCなど。25曲目は林檎の処女作で、7歳の時に作った曲だとか。30秒ほどの短い曲だったけど、コミカルな歌詞とピッコロのみのバッキングも面白かった。で、オーラスはこのイベントのために作ったという新曲で締め。最近お得意の左半身でスタンドマイクをつかんでの歌い出し。エモーショナルなサビになると林檎も体をくねらせたり、ステップも踏んでたっけ。ダンサーと阿波踊り隊も戻り、オケピ内や袖でもローディさん達が旗を振っていよいよグランドフィナーレって感じで盛り上げます。林檎もフルバンドのフォルテッシモに負けないシャウトで締め括ってくれたのには、頭が下がるわ。アウトロ中に下がって行く林檎の顔にも達成感のようなものが見えたかな。途中2回の幕間はあったけど、3時間の長丁場を3日間やり遂げたんだから大したもんです。全てメンバーが下がるとアカペラでの丸サドが流れ、両脇のスクリーンに全スタッフの名前が流れるエンドロールもあり、一大イベントも幕。来年も少しでいいからソロ活動して欲しいよ。
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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

2008.12.14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽

コメント

junperさん、おっしゃるとおり煮詰まっていない

部分はありましたが、NHKでのスタジオライブとか伏線があったのである程度予想はしていたステージではありました。
林檎のことですからゲネプロもしっかりしていたとは思いますが、何しろ壮大な構成だったので粗が出たのはしょうがないかな。
事変はややカジュアルに振ってきているようなので、ソロは好きな方向で自由にやって行って欲しいわ。

2009-01-15 木 22:56:05 | URL | mike #MhPUe52c [ 編集 ]

やっぱり林檎は素晴らしい。

林檎のライブはお祭りでしたね。こういう本格的なバンド形式のソロライブを見たのは、実は日本武道館でのElectric Mole以来かもしれないです。全体的な出来としては煮詰まっていない感じでしたが、お祭りだから全然OK、と思ってみていました。(それに林檎の凄さが十分伝わる内容でしたし)
CDのアレンジに比較的忠実だったのは、ファンサービスだな、と思いました。多分このような形でのライブは二度と見られないのではないか、とも思いました。いろんな意味で10年の林檎の変節を見ることができたのも事実なので。ただ僕はその変化を楽しんでいる感じです。これからも林檎には新しい音楽に挑戦し続けて欲しいなと思います。

2009-01-15 木 21:48:51 | URL | junper #- [ 編集 ]

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